FA・ロボット業界の片隅から

FA業界の片隅のフリーランス機械設計者のブログ。 産業用ロボットウォッチが趣味です。仕事等のご連絡はプロフィール欄からどうぞ

ロボット業界動向

ギガプレスはロボット業界にどう影響するか

トヨタ自動車がギガプレス(ギガキャスト)に乗り出すというニュースがありました。*1 motor-fan.jpこれを機に自動車の製造方法が大きく変わるのではないか?と言われています。 自動車業界と二人三脚で発展したロボット業界にも、当然影響があると思います…

協働ロボットの動作速度の考え方と高速化について

昨日今日の話ではないのですが、協働ロボットのスペック上の最高速度がどんどん速くなっている事情と注意点について書きたいと思います。 ロボットの最高速度について 協働ロボットの速度記載方法 協働ロボットで手先速度を記載する理由 以前までの協働運転…

"協働ロボット"は一言でくくれない(改めて整理)

過去記事で「協働ロボットを一言で言うのは難しい」と書きましたが、そのことについて掘り下げました。 fa-robot-watch.com はじめに 狭義の"協働ロボット" 広義の"協働ロボット" 改めて「"協働ロボット"は一言でくくれない」 はじめに 産業用ロボットはJIS…

ロボット業界のエコシステム構築の動き

以前の記事で書いたように、Universal Robots社のUR+の登場を受け、各社がロボットを中心とした周辺機器・ソフトのエコシステムを構築しようとしています。 fa-robot-watch.com以下では、UR+も含め、各社のエコシステム構築状況について調べてみようと思いま…

UR+の衝撃~ロボット業界のゲームチェンジャー

前置き プラグ・アンド・プレイとは ロボット業界のプラグ・アンド・プレイ 【本題】UR+のなにがすごいか 歴史は繰り返す Universal Robot社の思想 終わりに 前置き UR+がロボット業界に与えた衝撃について書いていきたいと思いますが、前置きとしてプラグ・…

協働ロボットは市場に定着するか(双腕ロボットの二の舞にならないか)

最近脚光を浴びている協働ロボットですが、今後この勢いで盛り上がり続けるか、逆にしぼんでいくのか、考えてみました。 双腕ロボットが流行った時期があった ハイプサイクルに当てはめて考えてみる 双腕ロボットはどうだったか 協働ロボットはどうか 国際規…

KUKAの新ラインナップ KR FORTEC ultraはEV業界を意識した新商品(推測)

KUKAから大型ロボットの新しいラインナップが発表されました。 可搬重量 800 kgのKR FORTEC ultra重可搬ロボット | KUKA AGまだ発表されてから日が浅い*1こともあり、一般公開されている情報が少ないのですが、検索したところ下記のような記事が見つかりまし…

ロボットの動作範囲の記載方法についてのもやもや

産業用ロボットの動作範囲(最大リーチ)の記載方法についてです。 下記の記事を書くために調べていた時に気が付きました。 fa-robot-watch.com 6自由度での動作範囲記載 6軸の垂直多関節ロボットの動作範囲を論じる場合、下記の不二越のロボット動作範囲…

Universal Robot社が20kg可搬を投入してきた意味

少し前の話ですが(2022年6月)、Universal Robot社から20kg可搬の新型UR20が発売されました。 単なる大型化ということではなく、内部の設計を見直し再設計した機種ということで力が入っています。 外観も、今までの機種からモディファイされており、全体的…

1kg可搬クラスの6軸ロボットについて

ABBの新型1.5kg可搬ロボット ABBが1.5kg可搬の産業用ロボットを発表しました。可搬重量1.5kg, リーチ370mm. 詳しいスペックは、公式サイトをご覧ください。 IRB 1010 - ABBs smallest industrial robot - Industrial Robots Portfolio | ABB Robotics IRB 10…

アクチュエータユニットが流行っている件

モータ・エンコーダ・ドライバ・減速機などが一体となっていて、そのままロボットの関節として使えるユニットが続々と登場していますので、ご紹介したいと思います。 アクチュエータユニットとは 協働ロボットと歩調を合わせるように続々登場 各社のアクチュ…