機械安全
会社の文化によって様々な意見があると思うのですが、1つの考え方として読んでいただければと思います。私はメカ屋ですが、下記のような制御に関する情報も発信しています。 fa-robot-watch.com その理由は、この記事のタイトル通り「製品の安全対策は機械設…
本記事は、制御(電気・ソフト)のことはあまり分からないという人*1が、大枠のイメージを掴むことを目的としています。設備に関して話をしていると、以下のようなワードが出てくると思います。 安全関連部 安全適合 カテゴリ3PLd ・・・ そのような用語が…
前記事の①は、長い前置きになってしまいました。 いよいよ本題の「安全適合の監視停止」について説明していきます。 fa-robot-watch.com 規格上は 世間の協働ロボットはカテゴリ2停止が多い 実際のシステムはどうなるか 単純な例 中間領域を設ける例 人とロ…
前回の記事はほぼ規格の説明になってしまいましたが、後半の今回は実際の測定について紹介していきます。 ①を未読の方は、まずはこちらからどうぞ。 fa-robot-watch.com 測定装置の概要 力センサー・圧力センサー ばね おもり スライド機構 その他 測定方法 …
協働運転のシステム構築で、ロボットの接触検知機能*1を活用する場合、リスクアセスメントの一環として接触した時の人体へのダメージを評価する必要があります。 「どんな手順でどんな項目を実施するのだろう?」「まさか実際に人がぶつかってみるわけにもい…
機械安全について自分で学習する際に、参考になるサイトをまとめてみました。 厚生労働省 www.mhlw.go.jp やはりまずは、総元締め(?)の厚労省をお勧めします。関係リーフレット、関係テキストはもちろん無料でダウンロード可能です。 ロボット関連分野で…
4月から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務となりましたが、 関連記事で、興味深いものがありましたのでご紹介します。 merkmal-biz.jpイギリスの法律上、自転車でのヘルメットは任意なのだそうですが、 その一因として、ヘルメット着用が安全につなが…
「協働ロボットだから柵をつけなくてもいいんでしょ?」というのはよく聞くフレーズです。 が、ここにはいくつかの誤解が含まれていますので、解説していきたいと思います。 ※本記事は、私の私見も入っていますのでご了承ください。 誤解1・産業用ロボット…
協働ロボットは柵が要らないロボット、となんとなく思っている方も多いと思います。 では人とロボットの「協働」とはいったいどんな状態を意味するのでしょうか? その疑問に答えるような論文がありましたので、紹介したいと思います。 ベースにした論文につ…
ぱっと見で危ないと分からない設備はより危険だよね、という話。 見るからに危ないもの 金属を削ったり曲げたりしているもの(プレス機やフライス) こういうものは、一見しただけですごい出力の機械だ=近づくと危ない、ということが分かるため、気をつけて…